7月10日より探究週間が始まりました。この1週間、生徒たちはさまざまな講座やフィールドワークを通して、いつもとは少し違う学びに取り組みます。
3年生は、調理実習で「豚の生姜焼き」をつくりました。手順を確認しながら、班ごとに協力して調理を進めました。また、文化祭で出す模擬店の内容について話し合いました。どんな出し物にすれば喜んでもらえるか、実現できるかどうかも考えながらアイデアを出し合っていました。
2年生は、株式会社カルぺ・ディエムの永田耕作様と塚原健介様を講師にお迎えし、2年生対象の「アカデミックマインド養成講座」が行われました。1・2時間目は、講師のお二人が「チェロはどうして音が鳴るのか」「屋久島の杉はなぜ丈夫なのか」といった問いを提示。生徒たちは、それぞれの問いに対して、自分たちのこれまでの知識や経験をもとに仮説を立てて考えてみました。正解を調べるのではなく、まず自分の考えを持つことの大切さを感じながら、活発に意見を交わしていました。3・4時間目には、近隣の白雲大社に出かけ、実際の風景や自然を見ながら、自分たちで問いを見つけて考えました。日ごろ見過ごしていることにもたくさんの「なぜ」があることに気づき、それぞれが観察や仮説を通して考えを深めていきました。
1年生は、家庭科の調理実習で「大学芋」を作りました。材料の扱い方や火加減に注意しながら、一つひとつの工程を丁寧に行っていました。その後は技術で「ライフイズテック」のプログラムに参加。ICTを使って簡単なプログラミングやデザインにふれる体験をしました。初めての内容に緊張しつつも、試行錯誤しながら前向きに取り組む姿が見られました。











